困っている人
- Excelの操作って面倒くさいな。毎回同じような作業をやっているけど、もっと効率化できないかな?
この記事では面倒なExcel作業をボタン一つで処理する方法を紹介します。この方法を使うと、ミスない完璧な処理を高速で実行することができます。
目次
Excelはもう古い!Pythonを使った圧倒的な業務効率化
結論から言います。プログラミング言語Pythonを使えばExcelよりも高速かつ正確(完璧)なデータ処理が可能です。
具体的にはpython標準ライブラリの1つである、Pandas(パンダス)というデータ処理に特化したツールを使用します。
Pandas(パンダス)の特徴
Pandasとはpython標準ライブラリの1つで、データの統計量を表示しグラフ化するなど、データ分析を効率的に行うためのツールです。オープンソースで公開されており、個人・商用関係なく誰でも無料で利用できます。
詳しくは、Pandasを使ったデータ分析入門(Excel読み込み〜データ操作)をお読みください。
[st-mybox title=”特徴” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]①データの作成
→ 表形式のデータベース作成
②データの加工
→ 並び替え、検索、置換、削除、データベースの結合
③データの分析・抽出
→ 集計、統計量の表示、グラフ作成
④データの連携
→ excel、csvファイル読み込み、excel、csvファイル書き出し
プログラミング実行環境(Google Colab)について
Pandasの実行環境については、Google Colab(グーグルコラボ)というクラウド型のプログラミング環境をオススメします。
ノートブック形式でセルごとにプログラムを実行し、その結果やメモを記録しつつ確認しながら進められるため初心者に優しいツールです。
詳しくは、Python初心者に絶対おすすめ!Google Colabo環境設定をお読みください。
Excelの問題点
- Excelはビジネスの現場で広く使われている便利なソフトですが、以下のような問題があります。
- スピード・精度が個人のスキルに依存(属人化しやすい)
- 手作業が多く、ミスが発生しやすい
- 大量のデータに対応できない
VBA・マクロを使ってExcel作業を自動化することも可能ですが、約20年間アップデートが行われておらずExcelのバージョンアップに対応できず使えなくなるケースも多いです。
またどのようなロジックで構築されているのか分かりにくく、作成者しかメンテナンスできずブラックボックス化しやすいので、あまりオススメできません。
Python×Google Colabを使うと改善効果が桁違い
Google Colabでは、作成したコードはGoogleドライブへ自動的に保存(共有)され、誰でもボタン一つで実行することができます。自部門だけでなく会社全体の生産性を一気に押し上げる可能性があり、Excelと比べて改善効果は桁違いに高いです。
今ではPythonは業務に欠かせない必須スキルとなっています。
Pythonの問題点
「プログラミング言語なんて難しくて覚えられない」という方も多いと思います。
確かに、Pythonの仕組みを理解し使えるようになるまでは一定期間の学習期間が必要なため、「習得できるかどうか」が問題点です。
しかし、Pythonは分かりやすい文法、かつ少ないコードで簡単にプログラムを記述できる人気の言語です。人工知能(AI)開発にも使用されている言語でもあるので、ぜひこの機会に習得することをオススメします。
まとめ
Pythonを使えば、Excelよりも高速かつ正確(完璧)なデータ処理が可能です。
具体的には、Python標準ライブラリの1つであるPandasと、クラウド型のプログラミング環境であるGoogle Colabを利用します。
もしPythonを習得できれば、会社全体の生産性を一気に押し上げることも可能です。最初はPythonの習得に苦労することもあると思いますが、Pythonの無料の学習サイトもあるので、ぜひお試しください。
詳しくはこちら初心者におすすめ!効率的にPythonの基本を習得する方法|独学をお読みください。