困っている人
- count関数の使い方を知りたい
- 条件を指定してデータの個数をカウントしたい
- 複数条件でカウントする方法を教えてほしい
- count関数の使い方が分かる
- 条件を指定したカウント方法が分かる
- 複数条件でカウントする方法が分かる
目次 非表示
- Pandasのcount関数の使い方
- Pandasのcount関数でデータの個数をカウント
- Pandasのcount関数|列データの条件(文字列)を指定してカウント
- Pandasのcount関数|列データの条件(数値)を指定してカウント
- Pandasの「count関数」と「queryメソッド」の使い方
- Pandasのcount関数とqueryメソッドの使い方|AND条件を指定してカウント
- Pandasのcount関数とqueryメソッドの使い方|AND・NOT条件を指定してカウント
- Pandasのcount関数とqueryメソッドの使い方|BETWEEN条件を指定してカウント
- Pandasのcount関数とqueryメソッドの使い方|AND・BETWEEN条件を指定してカウント
- Pandasのcount関数の使い方まとめ
Pandasのcount関数の使い方
PandasのDataFrame(データフレーム )では、count関数を使うことで列データの「個数」をカウントできます。
count関数はデータフレームの概要を調べる際によく利用します。今回は以下のデータフレーム を使って、様々なパターンのカウント方法を説明していきます。
Pandasのcount関数の基本
今回紹介するcount関数の基本的な使い方です。
No. | 基本形 | 説明 |
1 | df[‘日付’].count() | データフレーム の日付の個数をカウント |
2 | df[df[‘商品名’]==’りんご’].count() | データフレーム の列データ(商品名)が”りんご”の個数をカウント |
3 | df.query(‘販売数量>=10’).count() | データフレーム の列データ(販売数量)が10以上の個数をカウント |
Pandasのcount関数の使い方のサンプルデータ
この記事では以下のサンプルデータを使います。よろしければ、ダウンロードしてご利用ください。
- サンプルデータ(’ fruits‘)
Pandasのcount関数でデータの個数をカウント
それでは、count関数によるデータの個数をカウントする方法を説明していきます。まずはExcelファイルを読み込んでください。
Excelファイル(fruits)の読み込み
Pandasを使ってExcelファイルを読み込みます。インデックス(一番左の列)を見ると、0から364までの365日分のデータであることが分かります。
import pandas as pd
df=pd.read_excel('/content/fruits.xlsx')
df
1.pandasをインポート
2.変数(df)にExcelファイルから読み込んだデータフレームを代入
3.変数(df)を出力
Pandasのcount関数で日付データの個数をカウント
データフレーム の「日付」の個数をカウントします。365個のデータがあることが分かります。
df['日付'].count()
1.データフレームの列データ(日付)の個数をカウント
Pandasのcount関数|列データの条件(文字列)を指定してカウント
データフレーム の列データ(商品名)が”りんご”の個数をカウントします。88個のデータがあることが分かります。
df[df['商品名']=='りんご'].count()
1.データフレームの列データ(商品名)が”りんご”の個数をカウント
Pandasのcount関数|列データの条件(数値)を指定してカウント
データフレーム の列データ(販売数量)が”10以上”の個数をカウントします。76個のデータがあることが分かります。
df[df['販売数量']>=10].count()
1.データフレームの列データ(販売数量)が”10以上”の個数をカウント
Pandasの「count関数」と「queryメソッド」の使い方
Pandasのデータフレーム では「count関数」と「queryメソッド」を組み合わせることで、複雑な条件(AND・OR・NOT・BETWEEN)で個数をカウントできます。それでは、具体的な使い方を説明していきます。
Pandasのcount関数とqueryメソッドの使い方|列データの条件(数値)を指定してカウント
データフレーム の列データ(販売数量)が”10以上”の個数をカウントします。76個のデータがあることが分かります。
df.query('販売数量>=10').count()
1.データフレームの列データ(販売数量)が”10以上”の個数をカウント
Pandasのcount関数とqueryメソッドの使い方|AND条件を指定してカウント
データフレーム の列データ(販売数量)が”10以上”、そして列データ(商品名)が”りんご”の個数をカウントします。55個のデータがあることが分かります。
df.query("販売数量>=10&商品名=='りんご'").count()
1.データフレームの列データ(販売数量)が”10以上”、そして列データ(商品名)が”りんご”の個数をカウント
Pandasのcount関数とqueryメソッドの使い方|AND・NOT条件を指定してカウント
データフレーム の列データ(販売数量)が”10以上”、そして列データ(商品名)が”りんご以外”の個数をカウントします。21個のデータがあることが分かります。
df.query("販売数量 >=10 & not(商品名=='りんご') ").count()
1.データフレームの列データ(販売数量)が”10以上”、そして列データ(商品名)が”りんご以外”の個数をカウント
Pandasのcount関数とqueryメソッドの使い方|BETWEEN条件を指定してカウント
データフレーム の列データ(販売数量)が”5以上で10以下”の個数をカウントします。173個のデータがあることが分かります。
df.query('5<= 販売数量 <= 10').count()
1.データフレームの列データ(販売数量)が”5以上で10以下”の個数をカウント
Pandasのcount関数とqueryメソッドの使い方|AND・BETWEEN条件を指定してカウント
データフレーム の列データ(販売数量)が”5以上で10以下”そして列データ(商品名)が”りんご”の個数をカウントします。27個のデータがあることが分かります。
df.query("5<= 販売数量 <= 10 & 商品名=='りんご'").count()
1.データフレームの列データ(販売数量)が”5以上で10以下”、そして列データ(商品名)が”りんご”の個数をカウント
Pandasのcount関数の使い方まとめ
Pandasのcount関数は、データの個数を調べる際によく利用します。
query関数と組み合わせることで、複雑な条件(AND・OR・NOT・BETWEEN)を指定することができます。
データフレーム の概要を調べるのに便利なので、この記事の「count関数」の使い方を参考にしてください。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。